問題解決事例 CASE 03 常設工事

社内の倉庫を改装して、製品展示ルーム兼、デモルーム兼、動画配信スタジオにも使えるマルチな空間を作りたい！

ジェイピーネクスト株式会社様

今まで自社のショールームをもっていなかっため、倉庫を改装してショールームを作ることに。ただの展示空間にするだけでなく、製品のデモや動画の撮影、配信にも対応。現地に来場が難しくても製品の良さをアピールできるような空間にもしたい…どのような設計が最適か？

制作物

ショールーム施工
VRショールーム

お客様の課題

倉庫になっている空間をカッコよくリニューアル！

本社社屋からすぐ近くの倉庫スペースを使用した工事となります。単に内装工事だけでなく、壁面の立て込みや電気工事、床面施工など多くの要素をもつ工事となるため、綿密な現地調査、打ち合わせを行った上での施工を希望。

「製品デモスタジオ」「動画撮影スタジオ」としての機能も！

単なる展示空間だけではなく、「製品デモ」や「動画撮影」に使えるようにするため、それぞれのデモや撮影に配慮して汎用性の高い展示空間と、製品の駆動において問題のない設計が必要。

「だれに、なにをどう伝えるか」をヒアリングで探り出す。

インタビュアー

通常のショールーム施工と比べて苦労した点は？
担当者

まず元の空間自体が「倉庫」であるため、全体的に見栄えをガラッと変えるための設計、施工が必要だった点と、製品を天井に設置するものや、床を移動させる重量物もあったため、それぞれの設計や素材選びに注力しました。
インタビュアー

「多機能なスタジオ」という点でのポイントは？
担当者

大掛かりな工事でありつつも、各種展示台や掲示物に関しては固定を避け、汎用性の高い空間設計を心がけました。また、「現地に来場が難しい方にもアピールを。」というお客様のご要望を元に、360度カメラを活用したVR空間をweb上で公開するご提案もさせていただき、お客様の理想をより突き詰めていったところがポイントになります。

XCUBEによる解決

汎用性の高い空間を！

空間全体はシンプルな構造にしつつ、要所要所にアクセントをつけた設計を行いました。
それに加え、
・展示台は全てキャスターを付けた可搬式に
・照明器具は直付ではなくダクトレールを使用
・パネル、バナーはピクチャーレールに吊り下げにて
など、後々お客様にて容易にレイアウトの変更がしやすいように設計。
展示内容の変更や撮影、セレモニーなどのシーンにおいて汎用性を高めた空間デザインを実現しました。

バーチャルショールームを併せてご用意！

現地に来場が難しい顧客のための「動画配信やZoomによる製品PRがしたい」というお客様のご要望にプラスして、今回施工したショールームの「バーチャル化」を併せて行わせていただきました。
空間を撮影＋スキャンする「Matterport」を活用し、比較的低コストで直感的なバーチャルショールームを実現。
実際のショールームをスキャンし、そこに展示内容の詳細や動画の埋め込みを行うことで、各製品の特徴とショールームそのものをわかりやすくアピール致します。

倉庫の状態から設計を開始
設計CGパース
VR ショールーム

結果

綿密なすり合わせと設計を重ね、プラスαのご提案で単なるショールームではなく、「次世代型デモスタジオ」としての優れた空間を実現

多くの展示製品の展示を行いつつ、デモスタジオとしての機能も兼ね揃えた「次世代型デモスタジオ」として、実用的な空間創出をプロデュースすることができました。
華やかなオープンセレモニーも開かれ、「Jスタジオ」という命名もしていただきました。今後多くのシーンで利用いただきながら、長きにわたって活躍する空間になればと思っております。