
問題解決事例Solution & Case Studies
CASE 03
東京ビッグサイトの
真ん中に、モデルルームが
突如、出現!
- 展示会ブース
株式会社サンゲツ様
カーテンメーカーのイメージが強いサンゲツ様ですが、実は壁材・床材など内装材の製造を多く手掛けています。店舗や住宅向けはもちろん、最近では医療・福祉施設向けの製品にも力を入れているのです。そこで、介護福祉系展示会に出展する際に、ブースのプラン二ングをご依頼いただきました。インテリア系の展示会とは方向性が違うので、ゼロからの発想が問われます。さて、その提案とは?

1Problem
お客様の課題
インパクトを与えつつ、製品の機能もしっかり説明したい。
これまでの建築建材系の展示会では、製品のバリエーションを美しく色鮮やかに表現する独創的なブースデザインで出展されていたサンゲツ様。しかし、今回はそれとはコンセプトも来場者も違います。ひとつのブースで、医療・介護向け内装材の「機能面」を明確にアピールしつつ、「あのサンゲツが出展している」というインパクトも与えたい。それがお客様からのオーダーでした。
ブースデザインと施工方法、その両方の検討が必要。
- インタビュアー:
- お客様のご要望も、普段とはひと味違うものだったのですね?
- 担当者:
- はい。普段は奇抜なデザインのブースで出展されていて、毎年注目されているので、そのようなオーダーをされるのかと思いましたが、「現実味のある空間にしてほしい」というご注文でしたので、意外でした。そのため、ブースとして目立たせつつ、現実味を出すために、デザイナーと試行錯誤しました。
- インタビュアー:
- もうひとつ、苦労した点があったとか?
- 担当者:
- 通常のブース制作とは違い、お客様支給の内装材を使用するという条件がありました。ブースそのものが「モデルルーム」となるので、美しく仕上げるために施工方法などにも細心の注意を払う必要があったんです。また、初めて使用する内装材もあり、苦労した一方で、とても勉強になりました。
2Solution
XCUBEによる解決
ブースを水平に分割。上は広告塔、下はモデルルームに。
高さ制限が5.4mの会場だったため、その空間を最大限に活用しました。さらに、クライアントのご要望に応えるため、思い切ってブースを水平にバッサリ2つに分割。上部分にはロゴマークとキャッチフレーズを大きくアピールしてインパクトを。下半分は内装材の機能を体感していただくために、介護施設の室内を再現したモデルルームのようなつくりに仕上げました。
来場者を引き寄せ、体感してもらえるブースづくり。
- 上部には、サンゲツ様から来場者に伝えたいキャッチフレーズを大胆に配置。下部には、介護施設の食堂、寝室、廊下を再現。実際の製品を使うことで、見て、触れて、感じられる展示にしました。また、リアルさを出すために、サッシや家具、布団など演出用の小物にもこだわりました。
- お客様から支給された内装材が、通常ブースで使用するものと仕様が異なっていたため、施工スタッフと共に綿密な打合せを行ないました。また、他地域の展示会に持ち込み、再施工する必要があったので、接合・分割がしやすいよう構造に工夫をこらしました。
-
パースCG -
展示会ブース -
展示会ブース
3Result
生み出した効果
存在感があるブースで、多くの集客と、ダイレクトな製品アピールを実現。
会場内では遠くからでもよく見えるほど、上部の広告塔が目立っていました。ブースの内容についても、車いすメーカ―や介護用ベッドメーカーのブースが立ち並ぶ中で、「小さなモデルルーム」という異質な存在として、多くの人々の目を引き、集客、製品訴求に繋がりました。
GOAL
達成した目標
出会いの精度と
密度をあげることで、
お客様のビジネスに貢献。
上記の事例以外にもXCUBEには豊富な実績がございます、以下のリンクよりご覧いただけます。


